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LEVERAGE / Circus Colossus (2009)

投稿日: 2010/07/04

フィンランドの6人組メロディック・ハード・ロック/メタル・バンド LEVERAGE の3rdアルバム。

Ari Koivunen, Agnes Pihlava を始め多くのアーティストに楽曲を提供する中心人物 Tuomas Heikkinen (g) の「裏方」的な印象とシンガーを務める Pekka Heino (vo) のオッサン声&「BROTHER FIRE TRIBE のシンガー」というマイナー感、そしてメタル大国フィンランド産らしからぬ落ち着いた佇まいがこのバンドをかなり地味な存在たらしめていた(いる?)が、本作ではそんな地味さを「玄人受けを誘う老獪さ」というベクトルへと見事に昇華。優れた楽曲と熟達の技を大きなスケールで楽しめる逸品と相成った。

冒頭のイントロダクション #1 "Rise" からしてその気合の入りまくった本気オーケストレーションに戦かされるが、続く #2 "Wolf and the Moon" からの本編で大きく驚かされたのが、前作でも匂わせていた大英帝国的風合い ―簡単に言っちゃうと“MAGNUM 風味”(笑)― の極端な増量! その一因ともなっている Bob Catley 度大幅UPの Pekka の渋い熱唱、そしてさすがの職人的巧さを見せる TuomasMarko Niskala (Key) の妙技によるプログレ・メタル的展開美が、繊細に燦くダイナミックな楽曲から溢れさせている円熟ドラマティカの説得力の高さには、本当に痺れるばかりだ。

#6 "Legions of Invisible" に代表される重厚な王道美旋律メタル群がボディーブローのように魂を揺さぶらり、終盤に配された疾走哀愁チューン(といっても実速度はソコソコw)2連発 #9 "Prisoners"#10 "Broken Wings" で涙ながらのヘッドバンギングで昇天。タマランです。(幸)

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