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NIGHTWISH / Dark Passion Play (2007)

投稿日: 2007/11/20

稀代の歌姫 Tarja Turunen を解雇し、元 ALYSON AVENUEAnette Olzon を新たなシンガーの座に据えて放つ NIGHTWISH の6thアルバム。

14分に迫る超大作オープニング・チューン #1 "The Poet and the Pendulum" でいきなり大爆発するオーケストレーションの有無を言わさぬ圧倒的な濃密さがバンドの無事の帰還を宣言する中、流れ出す Anette タンの歌唱は・・・ALYSON AVENUE での印象どおり、「普通」だ。(笑)

いや、そうは言いつつ、しっとりとした透明感と張りのある力強さ、そして素直な人懐っこさが程よくブレンドされたそのハードポップ・ライクな歌声は、これまで以上にダークな壮麗さを渦巻かせるドラマティックな楽曲に普遍的な女性ヴォーカル物としての魅力を付加する、新生 NIGHTWISH の新たな動力として機能しているから侮れない。

本作はそんな Anette タンの朴訥歌唱と共に Marco Hietala (b,vo/TAROT) の存在感をも強力に打ち出し、再生への確信と更なる大きな成功への意欲を溢れさす力作であることは確かで、全編に恥ずかしいほどに漲るトップ・バンドたる意地が発する得も言えぬ凄みとヴァラエティには嫌でもリピートを誘われてしまう。

確かに Tarja 在籍時のあのどこか神々しさを漂わせた神秘的な気高さが失せてしまったのは残念だけど・・・ま、そのスペシャルな雰囲気は Tarja のソロ作に継承されてたりするので、そっちで味わえばいいか~。
 (Nov, 27, 2007)

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