Impressions

MACHINE MEN / Elegies (2005)

投稿日: 2005/08/20

フィンランドの正統派メロディック・ヘヴィ・メタル・バンド MACHINE MEN の 2nd アルバム。

シンガー AntonyBruce Dickinson への最大級のリスペクトを込めた見事なクローン
歌唱をフィーチュアした「超“Bruce Dickinson のソロ・ワーク”タイプ」なスタイルはデビュー作同様。

2作目にして、音像を包む空気感に早くも風格めいた安定感が出てきたと思える反面、その「落ち着き」がなんとも地味ぃな感触を呼び込んでしまっているせいか、はたまたダーク&ヘヴィなマインドを持ちつつあくまでメロディックにドライヴする楽曲群が平均点な出来ながらも前作ほどのインパクトを持ち合わせていないせいか、なんだか“薄味”になっちゃったなー・・・って感じ。

つい先日 Wacken Open Air 2005 で体験したライヴ・パフォーマンスが意外にも小粒なものだったのも、この瞬間の印象としてマイナス方向に作用してしまっているのかも。。。

今でも「MACHINE MEN、好きだよ!」と胸を張って言えるいいバンドだと思えるのは確かなんだけど・・・期待がデカかっただけにちょっと惜しい出来かも。

 (Aug. 14, 2005)

満足度 : 82
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