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SENTENCED / The Funeral Album (2005)

投稿日: 2005/07/20

残念ながら解散を表明してしまったフィニッシュ・メランコリック・ゴシック・メタルの大御所 SENTENCED の最終作となる 8th アルバム。

アップテンポなオープニング・チューン #1 "May Today Become the Day" の、これがラスト・アルバムとは到底思えぬノリノリなダミ声ハード・ロック感にやや戸惑いつつも聴き進めると、そのややヤケクソ気味なポジティヴさの中に、なるほど“葬送アルバム”らしい哀感が滲んでいる。

それはメランコリックな旋律の作りというよりはプレイ面での表情に顕著で、シンガー Ville Laihiala の漢の哀しみを湛えまくった色気たっぷりの絶望歌唱と、Miika Tenkula (g) による涙を誘うエモーショナル・フレーズ連発のソロ・パートの感傷的な表現力は、ここにきてピークを迎えたかの最高潮っぷりだ。

楽曲自体は更に画一的になった印象ながらも、前述のオープニング・チューン #1 "May Today Become the Day"、ゆったりと流れる泣きのギターがタマラン #3 "We are But Falling Leaves"、初期を思わせる驚きの激烈デス・メタル(短いインストなのが至極残念!!)#5 "Where Waters Fall Frozen"、ドラマティックにドライヴする #7 "Vengeance is Mine"#8 "Long Way to Nowhere" のノリノリ2連作・・・と、その激情パフォーマンスが多くの聴き所を生んでいる感じ。

そして、彼らのバンド生命のラストを飾る“遺言”ともいえる #13 "End of the Road" は、まさに現時点での SENTENCED が持てるエッセンスを全て封じ込めた名曲。

終わり良ければ全て良し。さらば SENTENCED

 (Jul. 01, 2005)

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