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EUROPE / Europe (1983)

投稿日: 1998/01/20

現代北欧HRの礎。

いまでも「北欧」という言葉を聞くと、たとえその後ろに「メロディック=デス」と続いたとしても、頭の片隅ではこのアルバムのジャケット、「幻想交響詩」という邦題、そして名曲"Seven Doors Hotel"のイントロが駆け巡ってしまう。

この一枚は、そのモロなバンド名、バッチリの邦題、美しいジャケット、そしてイモ臭いメンバー写真 (^_^;) そしてなんといっても透明感に満ちた楽曲・・・と、全てが「寒い北欧」を感じさせてくれた。

このアルバムの魅力は、やや(かなり?!)音程が不安定ながらも熱いパッションを放出する Joey Tempest の歌と、それに絡み付く John Norum の感情を露にしたギターフレーズが織り成す、切ない哀愁を携えた楽曲の数々だろう。その美しさ、もの哀しさに加えて、妙な音の隙間が醸し出す北欧の大地を思わせる荒涼さが、私はとても好きだ。

John Norum は、当時は Michael Schenker のフレーズを Gary Moore のピッキングで表現したようなギタリストだと思ったが、今聴いてみるとこの頃から John 独特のフィーリングを出していることに気付く。

EUROPEの作品は、本作以外にも同路線の2nd"Wings of Tomorrow"、出世作である3rd"The Final Countdown"もかなり(めっちゃんこ)気に入っている。現時点での最新作"Prisoner in Paradise"後半の、ドラマティックHRナンバー連発攻撃もたまりませんのぉ。

ちなみに私の Best Tune of EUROPE は、ダントツでこのアルバム収録曲の"Paradise Bay"。

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