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EVANESCENCE / Fallen (2003)

投稿日: 2003/06/20

米産ヌー・メトゥ・バンド EVANESCENCE のデビュー・アルバム。買ったのは、"Bring Me To Life" の PV 入り DVD との2枚組で2000円っちゅーお得な感じの国内初回限定盤。でもケースぶ厚すぎ。(贅沢)

映画 Daredevil で使われた #2 "Bring Me to Life", #4 "My Immortal" の2曲を聴いて感じたその欧州系女声ゴシック・メタルを思わせる(しかもかな~りイイ感じの)雰囲気、ゴシック風味なこのバンド名、そして女声物メイニアなら必ず手に取りそうな萌え目線ジャケットなど、全ての要素が気になりつつも「どーせアメリカのヌー・メトゥだから」って高を括っていたが・・・蓋を開けてみたら、確かにモダンなミクスチャー・ロックならではのアレンジ/音使いに根差してはいるものの、LACUNA COIL あたりに通じるモダンな欧州系王道女声ゴシック・メタルな出音が全編に亘ってしっかりと鳴り響いてて、んもービックリっすわ。

主役はやっぱり、実物はジャケ写ほどじゃないにしろ充分にキュートな Amy Lee 嬢。透明感漂うメロディを歌い上げる、キャッチーな耳触りと情念の深みの両面を漲らせた張りのある叙情歌唱は、何はさて置きスゲー魅力的。

エモーショナルなギター・ソロも時折聴こえる(嬉)メランコリックでヘヴィな楽曲に施されたデジ風味が、ユーロ・ポップのそれとは違うインダストリアルな素地のものだったり、やっぱりどことなくカラッとした空気感からは「絶望感」や「耽美さ」という暗黒系ならではの味わいが希薄だったり(って、最初から暗黒系じゃないっての/笑)って、気になる点を感じながらも、単純に歌モノとして今後聴くほどにどんどん良くなってく気配はバリバリ。

いやー、それにしても、どんな音楽でも「売り方」次第では一般浮動票を獲得することが可能な大衆音楽になり得るんだなぁ。アメリカ主導のメジャーなミュージック・ビジネス恐るべし!って感じぃ。
 (Jun. 25, 2003)

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