Impressions
LAメタルの新勢力として登場した時、「みなしごハッチ」の如き縞々衣装に「スゲーカッコイイ!」と思ったものだ。(^_^; そんな時代だったのネ)
しかしこの STRYPER、どの作品も異常な程に楽曲の粒が揃っている。
初期の "Yellow&Black Attack""Soldiers Under Command" での攻撃性すら感じさせる欧州的ギターアンサンブルを聴かせるメタル曲群も◎だし、"Calling on You" "Free" "Honestly" など感動的な珠玉のハードポップ満載の "To Hell With the Devil" も「最高傑作」と呼ぶに相応しい名盤だ。
が、本作には Michael Sweet の媚びを売りまくる女々しい歌声がぴったりマッチした STRYPER 史上「最泣」の究極哀愁チューン "Lonely" が収録されているので、ME的にはこの作品がダントツ最高なのです。
(1998/07/01:記)
満足度 : 82%