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IRON MAIDEN / Iron Maiden (1980)

投稿日: 1998/02/20

現代HMのすべての始まり。常識を打ち破る展開は、当時ど肝をぬいた。
初めて HR に触れて3年。高校生になって、所謂お約束の正統派ハードロックにズッポリと嵌まっていた私にとって、それはあまりにも衝撃的な経験だった。
じわじわとイギリスから出現するアグレッシヴな新バンド達。それらは既存のバンド達をも巻き込んで、New Wave of British Heavy Metal として大きな流れをなんとなく感じさせていた。「ハードロック」ではなく、「ヘヴィ・メタル」。私にとって、その重く金属的なジャンル名は何と魅力的だったことか!
そんな中で私の心臓を鷲掴みにしたのが IRON MAIDEN・・・なんたって名前から「鉄」と、金属的で凄まじい。そして曲もバンド名に負けず劣らず硬質な楽曲の数々!
"Prowler" の中間部のハイスピードパートや、タイトルトラック "Iron Maiden" では狂ったようにヘッドギングに興じ、"Phantom of the Opera" では Steve Harris よろしくエア・ギターならぬエア・ベースを演じたものだ。
今聴けば、アグレッシヴはであるものの、十分にメロウで"叙情的"ですらある各楽曲は、当時「パンクとの融合」「スピードで押し切る新勢力」と評され、なぜか自分でも聴いてそう思ってしまっていた。当時の比較対照がそう思わせたんだろうなぁ。
当時、友人同士の音楽話の中では、必ず「ハードロック/ヘヴィ・メタルの線引き」に発展したのが懐かしい。そう、IRON MAIDEN を語ると言うことはメタルそのものを語るに等しいことなのだ!
とにかく、この IRON MAIDEN の登場によって、現在の Heavy Metal の歴史が始まったと言っても過言ではないだろう。それだけにここ数年の彼らの窮状が残念でならない。早くシンガー代えろよぉ!( "Virtual IX" も私は駄目でした・・・)
IRON MAIDEN の数多い発表作の中で、私が特に BEST と思えるものは "Peace of Mind", "Seven Sons of Seventh Son" の2枚だ。これは偶然にも Harris 氏と全く同じ見解だ。(と言うことは再びお気に入りのバンドに返り咲く望みはある!)
そういえば初来日時の名古屋公演の後、名古屋駅の新幹線ホームで具合の悪そうな Paul Dianno に付きまとっていたら、Masa Ito に宣材のポスター丸めたので"面"を食らったこともあったなぁ。(嗚呼、俺ってクソガキ!)

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