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MOURN IN SILENCE / Light of Misery (2002)

投稿日: 2002/05/20

イタリアから天才登場!!
この MOURN IN SILENCE は、イタリアから登場したシンフォニック・メロディック・ブラック・メタル・バンド。本作は自主制作での 1st アルバムだ。(一部では Demo という噂もあり)
厳粛たる邪悪な暗黒儀式の背後に流れるシンフォニー #1 "Chain of Spirit" から一転、壮麗なるシンフォ・アレンジを伴って疾走する #2 "Rebellion" のネオ=クラシカル・ギターの旋律を耳にした瞬間に秒殺ですわ。マジで。
終始宗教的な荘厳さに包まれた DIMMU BORGIR 型のシンフォ・ブラック・チューンを基調に、フィンランド系ネオ=クラシカル・デス風味(つまり CHILDLEN OF BODOM っぽさってことね)までもを時折爆裂させる楽曲が、聴き手を置き去りにしない聴きやすさを身に付けているのが何といっても高ポイントで、特にそれらすべての要素をバランス良く配した #9 "Color of Grace" は、悶絶級の出来ッスわ。
驚きなのは、地の底から響くデス・グロウルから悲壮なる絶叫まで様々に使い分けられた死の声、この手のバンドには不似合いな程のウェットに泣きまくるネオ=クラシカル・ギター、そしてそれらを包み込む絢爛豪華なオーケストレーションとそれらを生かす魅力的な楽曲・・・というこの MOURN IN SILENCE の魅力の殆どすべてを、ヴォーカル/リード・ギター/プログラミングを担当する Andrea Mosconi が担っているという事実だ。ここまで各方面でハイレヴェルに決められると羨望を通り越して殺意さえ芽生えるね。(笑)
自主制作なので仕方ないとはいえ、ダイナミクスにかけるチープなプロダクション(全体的には充分に健闘しているんだけど特にリズムの音色の軽さが気になる)がちょっとキツイ部分もあるが、ここは一発キチンとディール獲って(楽勝だろう!)、素晴らしいアルバムを作って欲しいナァ。ってか、そういう環境をこの Andrea Mosconi に与えたら、本当に恐ろしい! 今後の動向に注目ッス。

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