Impressions
フランスのプログレッシヴ・シンフォニック・メタル・バンドWHYZDOMの通算5作目。
自ら“フィルハーモニック・メタル”と名乗るとおりの壮麗サウンドの独特な魅力は、前作から約3年ぶりとなる本作でも見事に健在。クラシック編曲者のスキルを持った中心人物Vynce Leff (g)が手腕を振るう最高品質のオーケストレーションと歌姫Marie Mac Leodが聴かせるプロフェッショナルなメゾソプラノが彩る楽曲群のスペクタクル映画さながらの重厚迫力には、息を呑むばかり。
Vynceと相方Régis Morin (g)のギター・チームによるメロディアスかつスリリングなアンサンブルの妙味もナイス。
満足度 : 87%