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KORPIKLAANI / Tervaskanto (2007)

投稿日: 2007/07/20

フィンランド産フォーク・メタル・バンド KORPIKLAANI の4thアルバム。

デビュー以来のファニーなキャラ立てと珍妙に弾けるおちゃらけ邦題は相変わらずながら、それらのコミカルなイメージ戦略が発散する色物臭を楽勝で封じ込めるのは、今や Napalm Records のトップ・プライオリティ・アーティストたる堂々たる風格。

Hittavainen & Joho が奏でるヴァイオリン/アコーディオン等が発散する真性なトラッド風味の人懐っこい哀愁とエネルギッシュなメタル・パートのバランスをさらに研ぎ澄ました音像は、前作でのシリアス路線に「宴!」「祭!」な酒盛テイストを良い具合に昇華させた寸分の迷いもない独特の味わいが実に美味しい。

クサメロ疾走に大悶絶な #4 "Veriset Aparat (Bloody Bastards Children) / 血塗られた赤ん坊伝説" に代表される佳曲が並ぶも、正直、楽曲の粒の揃い方的には前作に一歩譲る感はあり。が、全編を覆う旧き良き郷愁に、メタルはもちろんロック云々をも超越した類まれなる瞬発力が備っているのは、空恐ろしい限りだ。

初回限定盤には、昨年の Wacken Open Air でのショウが収録されたDVDが付いてくるんだけど・・・いやーコレ、実際に生で観たハズなのに、こうして改めてTVで観てもマジでヤヴァイわ。9月の来日公演では小汚い森の妖精さん達の前、みんなで輪になって踊りまくりませう。

 (Jul, 17, 2007)

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