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CIRCUS MAXIMUS / The 1st Chapter (2005)

投稿日: 2005/07/20

ノルウェーのプログレッシヴ・メタル・バンド CIRCUS MAXIMUS のデビュー・アルバム。

DREAM THEATER の初期3作の流れを消化し尽くした具材を傑作 2nd "Images & Words" のフィルタで再構築し、そこに SYMPHONY X 的なシンフォニック・ドラマを振りかけたサウンドは、既視感たっぷりの“フォロワー”全開な出で立ちながら実に強力。

Mats Hougen (g) によるテクニカルな叙情ギター・ワークがリードする唐突な展開が必然のドラマとして様になってる老獪なテクニカル・メタル基盤と、Michael Eriksen (vo, g) のどちらかと言えば直線的なタッチながら印象的な歌メロを明快に聴き手に伝えるやや Charlie Dominici (ex-DREAM THEATER) 似の上質ハイトーン・ヴォイスの調和は見事で、その全体的なスリルとメロディのバランスの良さはライバルと目されるだろう ANDROMEDA, SUN CAGED を凌ぐほどだ。

戦慄のオープニング・チューン #1 "Sin"、旋律美が軽やかに飛翔する #2 "Alive"SYMPHONY X を思わせる(つか、正直パクリ/笑)10分超の大作 #3 "Glory of the Empire"、怒涛の超絶インストゥルメンタル #4 "Biosfear"QUEENSRYCHEKAMELOT かというウェットな泣きのバラード #5 "Silence from Angels Above"、アグレッシヴな中にライヴで大合唱必至なキャッチーさ織り込んだ #6 "Why am I Here?"、リラックスした穏やかさの中にスリルを秘めた #7 "The Prophecy"、そしてこれまた SYMPHONY X を思わせる(やっぱりパクリ/笑)本編ラストに壮大に聳える19分のタイトル・トラック #8 "The 1st Chapter"・・・とタイプの異なる楽曲を隙がなく並べた流れも◎。

そこはかとなく漂うドライな質感、ヴィンテージ感、そしてポピュラーな安定感が生んでいるまるで米産バンドのような風合いが、現在の強みであり今後の面白さの鍵でもありそうだ。

 (Jul. 01, 2005)

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