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EPICA / The Phantom Agony (2003)

投稿日: 2003/07/20

AFTER FOREVER のギタリスト Mark Jansen 率いるオランダ産6人組オペラティック・シンフォ・メタル・バンド EPICA のデビュー作。

8人の生ストリングス隊と6人のクワイア・チームを豪勢に配した壮麗なシンフォニック・メタルは、ジャケでの“チョイ房サービス”も嬉しい美貌の赤毛シンガー Simone Simons 嬢のメゾ・ソプラノが華麗に舞う NIGHT WISH を想わせる上質な佇まい。デス・ヴォイスが絡んで耽美な暗黒ゴシック臭を漂わせる場面も多く、全体的には THERIONBATTLELORE に通じる雰囲気も強いかな?

大仰なクワイアと悶絶な生オケが緻密かつ重厚なアンサンブルを奏でるシンフォニーの妙は、さすがは Sacha Paeth プロデュースなのが納得の素晴らしさ。それらを自然に組み込んだリフ作りと、それが齎す楽曲内のフックの充実にも実に巧みさを感じマス。

しかし、肝心の Simone Simons 嬢のメゾ・ソプラノ・ヴォイスがやや弱い印象・・・。そのファルセットの表情の欠しさには、所々でアレレ?って感じさせられることもしばしば。が、聴き重ねるうちにその独特の柔和さ&浮遊感が心地良くなってきたではあるんで、その弱々しさは決してマイナスではないのかも知れない。

ただ、このシンガーの座が当初は元 TRAIL OF TEARSHelena Michaelsen 姐さんだった・・・と聞いてしまうと、少々残念な気がしてしまうのが正直なところではあるな。

それよりもオレ的に気になるのは、ギターの存在意義の無さ! バッキングの厚みを出す役割のみに徹し、もちろんソロなんて殆ど皆無ってのはやっぱ寂しいデス。(泣)

あ、ちょいとマニアックな情報としては、ベース・プレーヤ Yves HutsAXAMENTA のメンバーっす。って、ホントどーでもイイっすね。(苦笑)
 (Jul. 04, 2003)

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