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ARK / Burn the Sun (2001)

投稿日: 2001/03/20

様々な音楽要素を取り入れたテクニカルかつ実験的なマジカル・サウンド・ワールドは前作同様ながら、本作では耳に残るキャッチーなメロディの憂いを前面に推し出たのが功を奏し、ごった煮感が強く散漫な印象を受けた前作とは打って変わって、プログレッシヴながらキャッチーな欧州ロマンを確実に伝える、一本芯が通った力作だ。
その「芯」の部分を担う当代きっての超絶シンガー Jorn Lande は、ここでもモチその凄みを全開させている。この、さもすると難解で自己満足寸前のミラクル・ミュージックが「歌モノ」の気配までもを感じさているのは、多くは彼の歌声の力に他ならない。
そして他のメンツのベストなパフォーマンスも見逃せない。「元 CONCEPTION 」の但し書きを葬り去るに充分な抜群のセンスのよさを見せつける Tore Ostby、魔力を持ったフレットレス=ベースのグリスを操る Randy Coven、実の正体がプログレッシヴ・ドラマーたることを証明する手数を繰り出す John Macaluso、そしてこれまた実はウルトラテクニシャン Mats Olausson・・・と、Tore Ostby を除いては現 Yngwie Malmsteen バンドと同一メンバが集結してこれだけ充実したプレイを聴かせると、いかに Yngwie Malmsteen が人使いの下手なダメ社長かが浮き彫りになりますな。うははは。
こーゆー聴けば聴くほどに新しい発見がある深みある濃厚な摩訶不思議世界は、ホント聴いてると気持ちいいよね。Al Di Meola ばりの悶絶スパニッシュ・ギターに顔が歪んでしまう "Just a little" なんかは、マジたまらんッスよ。

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