英国産ハード・プログレッシヴ・ロック・バンドの 6th アルバム。
ヘヴィなメタリック・ギターとタイトにヒットするテクニカル・ドラムが齎すラウドな感触が DREAM THATER 系のいわゆる「プログレ・メタル」な印象を与えがちなんだけど、オレ的にはこの THRESHOLD はいくらハードな鎧に身を包もうとも「現代的なプログレッシヴ・ロック」と思いたい。
・・・とまぁそんな自己満足大爆発なカテゴライズはさて置き（だってカテゴライズ大好きなんだもん／苦笑）、聴いてる時は瞬間瞬間でなんとなく満足してるんだけど、全体的には少々退屈だっちゅー相変わらずな感想デス。
充分にメロディックでありながら、その質が「叙情」とは何かが違う・・・という物足りなさがやっぱデカいんだろうなぁ。
英国のバンドらしい（先入観も多分にアリ）深遠なメロウさを見せる場面なんぞでは、身を揺らしてその心地良さに浸っちゃったりしてるんだけど・・・。