Impressions
Uli Jon Roth 直系ギター・プレイヤー Helge Engelke 率いるジャーマン・メロディック・ハード・ロック・バンド DREAMTIDE の 2nd アルバム。
前作で気になったシンガー Olaf Senkbeil の歌声に感じられた「クセ」が減退し、彼の伸びやかな旨味に満ちた歌声に素直に身を委ねることができるようになったおかげで、1st アルバム以上にこの DREAMTIDE のマイナー・コードのカッコイイ哀愁チューン群が心置きなく楽しめるようになったのが嬉しいな。
必殺レベルの #2 "Live and Let Live" をはじめ、収録された楽曲はどれも Olaf の色気あるハイ・トーンと Helge のエモーショナルな弾きまくりが炸裂する悶絶度の高いもの揃い。今回も C.C. Behrens のラウドなハード・ヒットが映えてるし。(^^)
ただ、サビを取っ替えても成立しそうなほど似たようなタイプの曲が多いのと、Helge のソロ・パートが長くて嬉しいって度を越えて長尺過ぎる場面があったりという、幾つかの気になる点も目立つかな?
それでも、ドライヴしながら聴き流してる時には本当に心地良いんで、まぁそのあたりはヨシとするッスわ。
(Oct. 05, 2003)
満足度 : 85%