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DREAM EVIL / Evilized (2003)

投稿日: 2003/02/20

昨年、ヘヴィ・メタルの醍醐味を見事に具現化した名盤 "Dragonslayer" を携えて彗星の如く登場したスウェディッシュ・ヘヴィ・メタル・バンド DREAM EVIL が、驚くほどのショート・スパンで 2nd アルバムを発表!(嬉)

本作は、そのキャッチーなオーセンティック・メタルは確実に前作の延長線上のスタイルながら、一聴すると "The Prophecy" のような極上の疾走曲も "Losing you" での限度を超えた泣きも存在しない「地味盤」。

・・・だからといってガックリと項垂れるのはカナーリ早計。なぜなら本作は、80年代中~後期にメタル・バブルな米国を席捲した 80's メタルにさらに接近した感のあるよりビッグで洗練された印象で、「中堅実力派の魅力」という意味では前作を大きく上回る輝きを見せているのだから。

収録された楽曲はどれも柔鋼のバランスが良く取れたもので、今から来るべきライヴ・ショウでの大合唱が楽しみな印象的なオープニング・チューン #1 "Break the Chains"、「ヘヴィな DOKKEN」とも言えそうなメロディックなタイトル・トラック #4 "Evilized"、重低音シンガロングがメタル愛を鼓舞する強力なメタル賛歌 #11 "Made of Metal"、メロウ・サイドの充実をガッチリと固める #7 "Forevermore", #12 "The End" という2曲のバラード・・・と文句なく充実。そして中でも特に心惹かれる #8 "Children of The Night", #9 "Live a Lie", #10 "Fear the Night" という SCORPIONS 風味バリバリのキャッチーな楽曲の3連発には、狂おしいまでのノスタルジーに眩暈必至ッス!(>o<)

ただ、さらなる自信を漲らせる Niklas 'Beverly-Hills' Isfeldt の堂々とした歌唱、、そして激ラウドなパワー・ヒットが子宮(のあたり/苦笑)に響く Snowy 'Black-Briefs' Shaw の超絶ドラミングが前作とは比較にならぬほど自己を前面に打ち出しているのに比べて、Gus G. のギター・ソロパートが、より奔放に弾きまくっている反面「さてさて!ここから来るかっ!?」ってところで非常にコンパクトにまとめ上げられて終わっちゃうのがやや物足りない・・・。いや、今でも十分過ぎるほどに弾いてるんで贅沢っちゃあ贅沢なのはわかっちゃいるんだけど、人間の欲望ってのは果てしないのでね。(苦笑) (Feb. 02, 2003)

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