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FOR MY PAIN / Fallen (2003)

投稿日: 2003/04/20

Travis Smith の手による美麗なアートワークが目を惹くこのアルバムは、元 ETERNAL TEARS OF SORROW の3人に NIGHTWISH, EMBRAZE, REFLECTION といったバンドのメンバーが合流した、フィンランド・ゴシック・メタルのビッグ・プロジェクト FOR MY PAIN のデビュー作。

キャッチーな歌メロが哀愁たっぷりに流れる快活な楽曲は、当サイトで言うところの「フィンランド系ノリノリ哀愁ゴシック・メタル」の典型的なスタイルだが、危険な香りを漂わせるシンガー Juha Kylmanen (REFLECTION) の甘くなり過ぎない色気たっぷりの漢歌唱に「ヌメヌメさ」が希薄なせいか、コレ系の中では「普通のハード・ロック度」がカナリ高め。

即ち、意外と地味だな・・・って第一印象を受けたというのも正直なところなんだけど、聴き進めるうちに Juha の声質自体のセクシーな魅力、Olli-Pekka Torro (g/ex-ETERNAL TEARS OF SORROW), Lauri Tuohimaa (g/EMBRAZE) のギター・チームの正統メタルな旋律美、確実に NIGHTWISH 風味なシンフォニックさを付与する Tuomas Holopainen による煌びやかに閃く壮麗なキーボード・ワーク、そして随所で響くゲスト女性シンガー Miriam 'Sfinx' Renvag 女王様 (RAM-ZET) の魅惑の女声が織り成す FOR MY PAIN ならではの味わいが染み渡ってきた。

中でも特に哀愁ドライヴィング・チューン #5 "Rapture of Lust"、そして切なさがこれでもかと爆発する #9 "Autumn Harmony" あたりはとっても素敵デス。

 (Apr. 21, 2003)

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満足度 : 86
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