Impressions
SEAR BLISS / Grand Destiny (2001)
Trumpet & Trombone の「ぽぅわぁ~~ん」ってな響きを Feature した変り種 Hungarian brass Death Metal Band の 3rd Album。
前作 "The Haunting" が泣きの暗黒 DEATH の超々大々傑作だっただけに、本作を新宿 UNION の棚に見つけた時は、ついつい「ウォ!コイツラまだ生きてたんか!」と声を上げてしまったほど嬉しかったのだが・・・。
正統 Heavy Metal 的 Riff Work を中心としながら、Blast を惜しまない Brutality と耽美な香り、そして混沌とした Doom 色を融合した独特の荒涼 Sound はしっかりと継承されているものの、楽曲の出来そして作りともに、その Quality は格段に Down しているぢゃないか。(泣) 前作では Band の Main Instrument として哀愁 Melody を朗々と奏でていた Trumpet は、本作ではなぜか主に Dynamics の Control 役を担うに留まっていて、その存在意義も希薄だし。。。
一体彼らに何が起こったのか? と思ったら、Member がSinger (Bass Player 兼任)、Drum Player 以外総入れ替えになっていた。そう、前作で超絶な泣きを聴かせてくれた Guitar Player (Produce もしていた) Victor max Scheer が居ないのだ! そのうえ、この Band のキモである Trumpet Player すら違う人物に。
ま、いっか。奇跡で "The Haunting" って名盤遺せただけでも儲けもんだわ・・・と自分を納得させる今日この頃 Death。はぁ。