Impressions
リヒテンシュタイン公国のゴシック・メタル・バンド ELIS の3rdアルバムは、本作のレコーディング終了後に脳梗塞で急逝した看板女性シンガー Sabine Duense 嬢の遺作となってしまった。
本作はこれまでに培った旧き善き王道ゴシック・メタルがクオリティ面での結実を見せており、このまま順調に進めば今後ソレ系としては LEAVES' EYES と双璧をなす位置まで登って行けそうなことが容易に想像できる好内容だけに、その突然の訃報は非常に残念。。
なんとかうまいこと後任を見つけて、この王道ゴシックとキャッチーな息吹が絶妙に融合した稀有なサウンドをグイグイ昇華させていって欲しいスな。
(Dec, 03, 2006)
満足度 : 81%