Impressions
スイスのメロディック・ハード・ロック・バンドFIGHTER Vの2ndアルバム。
前作以降にヴォーカル/ギター/ベースの3名が交代するという大きな人事異動が発生したようだが、これが災い転じて福と成す的な大当たり。一時期MAD MAXに在籍した経験もあるEmmo Acar(vo)のワイルドな熱唱っぷりとドイツ人ギタリストThomy Gunn(GODS OF TOMORROW)によるウェットかつスリリングに弾き込む技巧リックの連続は、メタル要素もある80年代型欧州メロディアス・ハードをグイグイと牽引してゆく。
アメリカ志向を感じるスタイルながら、キーボード/オルガンが響く曲などではほんのりとDEEP PURPLE〜WHITESNAKEの香りを感じさせるのも良いね。
宣伝文句にある「アリーナ/スタジアム・ロック」感こそ希薄なれど、エネルギーとエモーションを上手く封じ込めた高品質な良作だ。
Tobias Jansson(vo), Victor Olsson(g)のSAFFIRE組がバッキング・ヴォーカルとして参加。(Victorは制作にも関与)
満足度 : 88%