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IRON MASK / Hordes of the Brave (2005)

投稿日: 2005/04/20

「ベルギーの Yngwie Malmsteen」の名を欲しいままにする Dushan Petrossi (g) 率いるネオ=クラシカル・メタル・バンド IRON MASK の 2nd アルバム。

彼のもう一つのバンドである MAGIC KINGDOM とこの IRON MASK がどういう棲み分けになってるのかがイマイチよくワカランので、本作も単に「Dushan Petrossi の最新作」として見ちゃうんだけど(汗)、両バンド通して見ても過去に類を見ないこの充実っぷりは実に天晴れッスわ!

Dushan のプレイ自体は、既に周知のとおりスタイルも所詮モノマネだしテク的にもやや粗めのボチボチなものなんだけど、なんと言っても今回は楽曲が抜群にいい。共に叫びたくなること必至のアグレッシヴなオープニング・キラー・チューン #1 "Holy War" をはじめ、古き良きネオ=クラシカル・メタルの王道を忠実にリスペクトしながら現代シンフォニック・メタルやブラック・メタルまでもを飲み込んだ適度なヴァラエティが美味しい楽曲群は、現在の“ご本人”(笑)Yngwie Malmsteen には到底望めないもんね。

本作で初起用のバッチリ歌えるシンガー Goetz "Valhalla Jr" MohreDavid Reece (ex-ACCEPTBANGALORE CHOIR) に似た雰囲気の強靭な熱唱は暑苦しくもカナリ魅力的で、ゲスト参加の Oliver Hartmann が霞むほど。また、全てのキーボード・ソロ を鍵盤魔人 Richard Andersson が担当し、MAGIC KINGDOM のリズム隊でもある Vassili Moltchanov (b) & Anton Arkhipov (dr) による爆発力の高いタイトなボトムも実に強力・・・と、プレイ面に目を移しても今回は隙がなく、音全体が発散する並々ならぬ“勢い”はマジで圧倒されるほどに濃密だ。

そんな風に、ここまで色んな要素が充実してくるとア~ラ不思議、その中心の Dushan のギター・ワークも、俄然として悶絶度を増して聴こえてきちゃうんデス。(苦笑)
 (Apr. 02, 2005)

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