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MANTICORA / Hyperion (2002)

投稿日: 2002/10/20

デンマークのドラマティック XaMetal バンド MANTICORA の日本デビュー盤となるこの 3rd アルバム。
Tommy Hansen がミックスを手掛けた本作は、米国の SF 作家 Dan Simmons の書いた本作と同タイトルの SF 名作を下敷きにしたコンセプト・アルバム大作という造りに恥じぬ日本デビューが納得のクオリティに満ちていてる。
28世紀の辺境惑星ハイペリオンを舞台に、7人の巡礼者が遭遇する数奇な運命をモチーフにドラマティックに描かれた楽曲は、BLIND GUARDIAN のドラマティックさと ICED EARTH の漢っぽい重さを兼ね備えた前2作の流れを汲むスタイルだが、ドラマー Mads Volf の驚異的なペダル・ワークがリードするワクワクするような疾走感と、プログレッシヴ・メタル的な知的な側面を両面から強化したもので、MANTICORA が飛躍的な進化を遂げたのを感じさせる作風となった。
専任キーボード奏者を擁しながらそれに頼らぬギター主導の硬派なドラマは、力強い勇壮メロディが終始アグレッシヴに疾走しつつも、随所で女声や効果的なシンフォニーを絡ませた細かな部分にまで聴き応えを感じさせている。新ギタリスト Martin Arendal の加入によって、前作までは聴かれなかったスムースなネオ=クラシカル・プレイがふんだんに盛り込まれたのもメッチャ嬉しい~。(^^)
シンガー Lars F. Larsen のその煮え切らない声質での歌唱が Hansi Kursch ってゆーか Brian Ross に似てることやその曲調からそこはかとなく漂う N.W.O.B.H.M. なテイストから、オレ的にはこの MANTICORA を勝手に「現代の SATAN」と位置付けているんだけど、大きな進化を見せた本作でもその辺りのフィーリングは失われてなくてホッとしてみたり。
PRETTY MAIDS のカヴァー #13 "Future World" は・・・ボチボチかな。(苦笑)

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