Impressions
美貌の激萌えヲパーイ美女シンガー Vibeke Stene タンを6人のイケメン軍団が支えるノルウェー産7人組ゴシック・メタル・バンド TRISTANIA の5thアルバム。
スタイルとしては前作 "Ashes" で見せたゴス=ロック風味の大胆な導入を継承したものでありつつも、デス声担当♂シンガー Kjetil Ingebrethsen が離脱して Vibeke タン & Osten Bergoy (♂clean-vo) のデュエット構成となったことで、Vibeke タンの耽美なエンジェリック萌え歌唱のフィーチュア度UPによる初期に通じる壮麗な味わいが前作以上に感じられる仕上がりに。
・・・つっても、もはや初期っぽさの有り無し関係なしに、時に清廉なオペラ歌唱を荘厳に響き渡らせながら美醜渦巻く慟哭グルーヴをモダンに揺らす「今」の TRISTANIA ならではのサウンドは魅力充分。モダン・テイストと崇高な気高さとが手に手を取り合ってキャッチーにドライヴする名曲 #2 "Sanguine Sky" とかは、"World of Glass" 以前では決して生み出せないものだしね。
終盤の盛り上がりを、清らかなクワイアに包まれた耽美なメロウ・チューン #11 "Deadlands" で締める暗黒ミサっぷりも素敵。
(Jan, 21, 2007)
満足度 : 87%