Impressions

LACUNA COIL / In a Reverie (1999)

投稿日: 1999/03/20

昨年セルフ・タイトルのmini アルバムでデビューして以来、その高いクオリティと看板女性シンガー Cristina Scabbia 嬢の美貌が(笑)話題となっていたイタリアン・ゴシック・メタルバンド LACUNA COIL 待望の 1st フルレンス・アルバム。
その看板娘 Cristina ScabbiaAnneke Van Giersbergen (THE GATHERING) を思わせる歌唱と、それに絡む男声シンガー Andrea FerraNick Holmes (PARADISE LOST) 的な風合いのせいもあり、楽曲は「 THE GATHERINGPARADISE LOST ÷2」といった思わず頬が緩んでしまうナイスな雰囲気に包まれていて、期待を裏切らない素晴らしい出来!
さらに喜ばしいのは、大幅にメロウでプログレッシヴな味わいが増加している点。これはチョー嬉しい。ストレートでメロディックな部分と、ツボを得た変拍子を奏でるアコースティックパートの鮮やかな対比が、FATES WARNING ファンにはタマランですわ。
そして驚くべきは、それにもかかわらず聴きやすさに繋がる「メジャーな大衆性」が芽生えてきている点だ。しかもしっかり「メタル」だし・・・うーん、末恐ろしい。
暗黒界随一のキューティ・ハニーと信じて疑わぬ Cristina Scabbia 嬢の写りがイマイチなのが最大の減点対象と思いきや、よ~く見たらセミ・ヌ一ドだからヨシとしよう!(笑)(99/03/11)

満足度 : 86
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