Impressions
スウェディッシュ・エクストリーム・スラッシャー DARKANE の 4th アルバム。
モダン&コアな風味が耳に付いてイマイチ煮え切らなさを感じた前作から一転、本作では楽曲のスラッシーなスケール感とシンガー Andreas Sydow の旋律怒号の力強さを高レベルに復活させ、初期に通じる勢いを取り戻したかのような快作に仕上がった。
#1 "Amnesia of the Wildoerian Apocalypse" の荘厳なシンフォニック・イントロから期待通りの爆発とともにオープニング・チューン #2 "Secondary Effects" に雪崩れ込む展開美が生むデスラッシーなカタルシスにまずは悶絶。
その後に続く Peter Wildoer (dr) の高揚感抜群の超絶ドラミングと Christofer Malmstrom (g) のウェットなメロディック・プレイが大活躍を続けるハイ=エナジーな楽曲は、前作同様に端々に SOILWORK, IN FLAMES の色を感じさせながらも、それらを巧く消化した「DARKANE らしい」と言える実にドラマティックな出来栄えとなっていて非常に好印象。
・・・だったんだけど、何度も何度も繰り返し聴いてたら・・・早くも飽きてきた。。(^-^;; う~ん、どうしよ?(汗)
(Oct. 21, 2005)
満足度 : 81%