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MICHAEL SCHENKER GROUP / MSG (1981)

投稿日: 1998/02/20

Michael Schenkerがソロとして復活した前作での衝撃度はもの凄いものがあった。誰も彼もが(私のようにギタリストでなくても!)コピーした"Armed and ready"、続く哀愁ナンバー"Cry for the Nations"そしてその緩急の妙に号泣せざるを得ないインストの歴史的名曲"Into the Arena"・・・

しかしそんな前作に心酔していた私を、更なる感動の坩堝(るつぼ)に落とし込んだのが本作「神話(邦題)」だ。

本作全体を包み込む異常なほどのドラマティックな空気は後に「オーバープロデュース」と評されることになるが、私はまったくそうは思わずこの作品に欠かせないものだと思う。

それにとにかく楽曲がよく泣いている。キーボードを主軸に絶品のドラマを演出する"On and On"、キャッチーな哀愁ナンバー"Looking for Love"、そして中でも"Never Trust a Stranger"のギターソロ後半は鼻水を56万リットルほど垂らしながら鳴咽を漏らさずにはいられぬほどの慟哭を感じる。

そんな優れた曲群の上に、何とドラムが Cozy Powell(R.I.P)である。特徴のあるフィルで楽曲をグイグイと引っ張っていく様は、バンドのその後の薔薇色の未来を予感させたのだが・・・

Graham Bonnet を迎えた次作"Assault Attack"も、曲にばらつきはあるもののメランコリックなフレーズが満載の、MSG、いや Michael Schenker を語る上で前作/本作と併せて欠かすことの出来ない名盤。

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