Impressions
GARY HUGHES / Once and Future King - Part II (2003)
投稿日: 2003/10/20
TEN の Gary Hughes によるロック・オペラ・アルバムの、7月にリリースされた Part I に続く後編。
前編同様の、Gary Hughes にしてはドラマティックなヘヴィ度が高めのメロディックなハード・ロックを中心とした楽曲スタイルは不変で、バックの演奏者も同じ。
この後編の聴き所はというと、前編で登場しなかった新たな4人のシンガー D.C. Cooper, Doogie White, Sabine Edelesbacher, Harry Hess の歌唱だよなぁ、やっぱ。
その中でも Sabine タンが持ち前の癒し系ソプラノで優しく歌う #6 "The Pagan Dream"、そして Harry Hess が大円団に相応しいマジ素晴らしい歌唱でじっくりと歌い上げる #12 "Once And Future King" は絶品ッス。
時折そのハードさに無理を感じたり、宅録っぽいダイナミクスに欠けたギター・サウンドに辟易したりすれ、Part I と共に長く楽しめる良くできたヴァラエティ・アルバムだと思いマス。
(Oct. 05, 2003)
満足度 : 82%