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WARCRY / El Sello de Los Tiempos (2002)

投稿日: 2003/01/20

イタリアン・プログレ・メタラー TIMESTORM が、バンド名を変更してデビュー作を再リリース!・・・かと思いきや、これはスパニッシュ XaMetal バンド WARCRY の 2nd アルバム。・・・って、ジャケが全く同じぢゃーん! ま、まさかコイツら、信じられんけど TIMESTORM の存在を知らんかったとでも言うのか!? ってまぁ普通は知らんわな。(苦笑)
・・・ってなコッテコテの寒いボケはさて置き(汗)、WARCRY ってば、Manuel Ramil なる鍵盤奏者を正式メンバーに据えただけはあって、この本作でイキナリ華麗なるシンフォニック・メタル度数を一層増したばかりか、さらに #4 "Capitan Lawrence", #5 "Tu Mismo", #10 "Hacia Delante" などの楽曲で特に顕著に感じられる明快なキャッチーさを大胆に導入しつつ、全体のクオリティをググッと上昇させてきた感バリバリ。

相変わらず巻き舌全開の母国語で迫る Victor Garcia のヴォーカル・パートこそ未だに OUF フレーヴァーを発散しているが、バックのサウンドからは前作で多分に感じられた(そして魅力でもあった)辺境メタルならではの 80's メタル的なクサレ・テイストが随分と払拭され、そのヴォーカル・パートの耳触りこそ全く違えど、意外な程に丁寧に構築されたドラマティックなシンフォ・メタルのその堂々とした佇まいは、同郷の XaMetal リーダー DARK MOOR に接近したと言えるほど。

特にイントロダクションとなるアルバムタイトルを冠したシンフォニー #1 "El Sello De Los Tiempos" にリードされて走り出すメロメロなツイン・リードが疾走する微妙に ANGRA 風味の劇的 XaMetal チューン #2 "Alejandro"、そして XaMetaler 悶絶のドラマティック疾走チューン #7 "Un Lugar" の2曲はカナリ強力。

なかなか器用なテクニカル・ギターの生む叙情味をも感じさせるスリルの妙という前作同様の魅力に加えて、本作では全体にキーボードを生かしたプログレッシヴな構築センスをも強調する部分も多いが、それらの大事な場面でリズム隊の働きがやや単調に感じるのがちょっとだけ惜しい感じだな。  (Jan. 19, 2003)

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