こりゃ強力なスパニッシュ XaMetal バンドの登場かも。この WARCRY のシンガーは、元 AVALANCH の Victor Garcia。
その Victor が、辺境メタル・メイニヤが泣いて喜びそうな巻き舌をバリバリに交えつつ適度にハスキーなクサレ・ヴォイスでに歌うのは、スパニッシュ独特の臭さ満点のメロディック・メタル。イントロに続く #2 "Luz Del Norte" の歌い出しを一聴しただけで、爆笑・・・い、いや、悶絶っすわ。（汗）
スパニッシュ・メタルとすれば妥当もしくはやや高めな部類に位置するクオリティのプロダクションで聴こえてくるサウンドは、イワユル「欧州型シンフォニック・メロディック・スピード・メタル」の形式を採りながらも、同郷の MEDINA AZAHARA に通じる普遍的なハード・ロック風味・・・ってか 80's クサレ・メタル的な OUF フィーリングがたっぷりと含まれてるのが高ポイント。ウェットなネオ=クラシカル系ギターとキーボードの対峙が描く様式テイストが高めなのも嬉しいな。
#7 "Senor" の♪セェ～ニョォ～～～オォ～～～ルゥ！　ってクドいサビが耳から離れなくて困ってるんデスよ！（笑）