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ARENA / Pepper's Ghost (2005)

投稿日: 2005/03/20

ブリティッシュ・ネオ=メタル・ポンプ・ロック・バンド(ってどんなや?/苦笑)ARENA の 6th アルバム。

先に聴いた KINO "Picture" での John Mitchell (g) のアダルトなプレイに魅せられてデビュー作 "Songs from the Lions Cage" 以来10年振りにちゃんと買ってみたけど(デビュー10周年記念でもあるってことで/笑)、これが以前から持ち合わせていたハードな側面をいつの間にかググッと表に出してきた感のある、ドラマティックな腰の座り方がカナーリ良い感じ。

現存するバンドの中では Fish 時代の MARILLION の血脈を最も濃く受け継ぐと思える旧き良き長閑な叙情ポンプの骨格はそのままに、Clive Nolan (key/PENDRAGON) のシンセの音色が特徴的な壮麗なキーボード・ワークに John Mitchell のスマートなテクニカル・ギターが相乗して楽曲をカラフルに引き立てるダイナミックなハード・エッセンスが心地良く爆発する7つの楽曲は、それぞれ非常に濃密で聴き応えたっぷり。

そんな中でやっぱ耳を惹くのはその John の旨味炸裂上質プレイが映えるハード側の楽曲のインパクトで、緩急たっぷりなメタリック・ドライヴが9分以上に亘って楽しめる #3 "The Shattered Room"、メロウ&ミステリアスな5拍子プログレ #5 "Tantalos" そして最後を締め括る13分超のオペラティックな大作 #7 "Opera Fanatica" らは面白いほどにツボを突いてくるですよ。

そんなハード風味の音像なれど、Rob Sowden (vo) の穏やかに一歩退いたマターリ歌唱と、"Knights of the London Fog" というサブタイトルが付けられたシャーロック・ホームズ時代のファンタジックなストーリーの存在が「英国プログレならでは」の味わいをしっかりと感じさせるのが、これまた高ポイント。

 (Mar. 19, 2005)

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