Impressions
CRADLE OF FILTH / The Screaming of the Valkyries (2025)
投稿日: 2025/08/14
英国イングランド、サフォーク出身のシンフォニック・ブラック・メタル・バンドCRADLE OF FILTHの14thアルバム。
前作『Existence Is Futile』(2021年)リリース後にRichard Shaw(g)とAnabelle Iratni(key,vo)が脱退し。後任にDonny Burbage(g/ex-Æther Realm)とZoë Marie Federoff-Šmerda(key,vo)を迎えている。
近作におけるギター・パートのオーガニックな充実に大きく貢献していたRichardの離脱による影響が心配だったが、パートナーだったMarek 'Ashok' Šmerda(g)の奮闘、そして今回新メンバーに抜擢されたDonnyの高いスキルによって、少々の質感の変化はあれど大筋では全く影響がないと言って良いレベルで一安心。
本作もまた、激烈かつ壮麗・劇的であると同時にブリティッシュ・ロック的な威厳も発する「CRADLE OF FILTH印」の圧倒的な音像に仕上がっている。
バンドを牽引する稀代のフロントマンDani Filth(vo)による、CRADLE OF FILTHをCRADLE OF FILTHたらしめる唯一無二の特徴である独特の歌声が、作を重ねるごとに表現力と力強さを増していると感じられることも嬉しい。
満足度 : 90%