Impressions
WINTERHAWK / There and Back Again (Live at the Aragon) (2002)
投稿日: 2002/12/20
先日 "Revival" を聴いて脱糞した米国シカゴのハード・ロック・バンド WINTERHAWK のライヴ・アルバム。あんなの聴かされちゃった上に「ライヴも凄いよ」なーんて言われちゃ、人の子だったら買わずにゃおれんでしょ。(笑)
で、この1978年12月22日に行われた地元シカゴでのショウ・・・いやー、ホント凄いデス。セカンド・ギタリストを加えた予想を遥かに越えるぶ厚いアンサンブルと、スタジオ盤よりも N.W.O.B.H.M. っぽさを色濃く感じさせる演奏の生々しいパワーには圧倒されるばかり。
スタジオ未収録の名曲 #5 "Off the Bat"、そしてたぶん彼らの代表曲だったであろう超名曲 #9 "Free to Live" をはじめ、RUSH や KANSAS の色合いを強く感じさせる趣きの楽曲を聴いてて何故か頭を過ぎったのが・・・UFO の名。
ま、Jordan Marcus がエモーショナルなんだけど構築美も見事な泣きギターを弾きまくる様を聴いてたら、それも無理もないわな。むしろ「全曲 "Rock Bottom"」と例えたいくらい!(笑)
っつーか、この WINTERHAWK みたいに「客観的に聴いて歴史上著名なバンドと明らかに比肩する内容なんだけど、今までその存在を知らなかったバンド」って、他にもうないよな~? 気になって夜も眠れない・・・。(大袈裟)
満足度 : 88%