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CRADLE OF FILTH / Thornography (2006)

投稿日: 2006/10/20

英国が誇るヴァンパイア・ブラック・メタルの雄 CRADLE OF FILTH の約2年振りの7thアルバム。

シンフォニックなイントロダクション #1 "Under Pregnant Skies She Comes Alive Like Miss Leviathan" のダークな壮麗さに「ヲヲヲ!」と身を乗り出しつつも、その後に控えていたのは、前作でのシェイプアップ具合をさらに推し進めたRAWでソリッドな手触りの音像。あぁ、やっぱりね・・・

・・・ってのは決して落胆ではなく単に事実の再確認ッスよ。なぜなら、生々しく剥き出しになった骨格を覆うようにダークな狂気が絡みつく様は、これはこれで滅茶苦茶カコヨスなのだから! 特に、へヴィ・メタル・バンドとしての品格をアピールするかのような充実を見せる Paul Allender (G), Charles Hedger (G) 両名のギター・パートのメロディックなダイナミクスの妙が、これまでも内包していた KING DIAMOND 風味をいきなり表層に浮き出させているのには、聴いてて思わず頬が緩むわ。

ストレートな作風とはいえ、要所でしっかりと効果的にシンフォ・アレンジを絡ませながら塗布する、60年代の怪奇映画を想わせる耽美な猟奇的味わいも流石の美味しさ。

 (Oct, 26, 2006)

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