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TURQUOISE / Turquoise (2001)

投稿日: 2002/02/20

このファンタジックなアート・ワークだけで金を払う価値を見出せる、ポーランド産の女声をフィーチュアしたプログレッシヴ・ロック・バンド TURQUOISE のデビューアルバムだが、ジャケに劣らず内容の方もこれがチビリそうにスゴい。
純朴な女子大生系女性シンガー Katarzyna Jajko 嬢がその「守ってあげたい系」エンジェリック・ソプラノ・ヴォイスですべて現地語で萌え萌えに歌い上げるのは、とかくダレがちな女声シンフォ物とは一線を画す芯の通ったファンタジック・ワールド。
悶々としたユーロ・シンフォの叙情を主軸にしながら、ユーロ・ポップのアンニュイでありながら清涼なポップ感や LANA LANE に通じるプログレ上がりのハード・ロック的なメリハリ、BLACKMORE'S NIGHT 風吟遊詩人的中世風味などをも包含した異国情緒たっぷりの穏やかで淡い音世界は、聴く度に笑顔の頬に溢れ出る清々しい涙を流れ伝わせる。
絶妙にハーモニーを形成しながら朴訥な泣きを吐露するギターがリードするインスト群の「中途半端なテクニカル具合」(苦笑)から仄かに漂う辺境プログレ独特の香りが、これまたタマんないんだよなー。(しみじみ)
ラストを飾るの泣きの叙情大作 #10 "Weź ze Sobą Mnie" なんぞは、歴代の女声モノを見渡してもカナーリ印象度の高い逸品で、よく騙される(苦笑)「シンフォ・ファン&女性ヴォーカル・ファン必聴作!」っつー CD 店の煽りが伊達じゃない名作ッス! 

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