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HOLY BLOOD / Waves are Dancing (2005)

投稿日: 2005/07/20

ウクライナのクリスチャン・ヴァイキング・ブラック・メタル・バンド HOLY BLOOD の 2nd アルバム。

「クリスチャン」と「ヴァイキング」そして「ブラック」が並列に位置する矛盾点については、荒波の大海を往くヴァイキング船を描いた稚拙な(汗)イラスト・ジャケの素敵さと、その中身自体のカナリの充実っぷりに免じて不問にするとしよっか。(笑)

♂シンガー Fedor Buzilevich (vo,flute) のデス・スクリームと時折り爆発するブラスト・ドラミングにブラック・メタル臭を漂わせてはいるものの、その Fedor が兼任する悶絶フルートの乱舞と2本の叙情ギターのメタリックな活躍が紡ぎ出す朴訥なフォークロア旋律の大きな渦の感触は“フォーク・メタル”そのものだ。

哀愁の郷愁イントロダクション #1 "Intro" に続く強力オープニング・チューン #2 "To Heaven" とそれに続くキラー・チューン #3 "The Spring" をはじめ全編で繰り広げられる、強力な扇情力を持つ哀切民謡メロディと気持ち良い叫びドコロ満載の勇壮なヴァイキング・コーラスを独創的なアイデアで纏め上げた非常に情景的な音作りは、確かに感じられる気合優先の未整理なドタバタ加減さえも、そのギリギリな所で踏み止まった危うさが独特のペイガンなムード作りに貢献している・・・と好意的に受け取れるほどに魅力的。

全体を煌びやかキーボードの柔らかなベールで包み、要所では重要なアクセントとなる女声を披露するブサ巨乳鍵盤奏者(汗) Vera Knyazyova タン (key,vo) の存在も大きなプラスやね。

 (Jul. 22, 2005)

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