Impressions
北米カナダはバンクーバー出身の5人組若手スラッシャーTERRIFIERの2nd。
愚直なまでにクランチーな疾走を重ねるスピーディな楽曲群は、シンガーの破天荒な唱法も手伝って言わずもがなEXODUSの名を想起させる。一聴して勢い/ノリ重視のバンドかと思いきや、前のめりに切り込むギターソロが実は非常にテクニカルに構築されていたり、リズムのアレンジが意外と幅広かったりと、想定の一歩上を行くポテンシャルの高さに舌を巻くことしきり。ここ数年で山ほど出てきた80'sリヴァイヴァル系スラッシャーの中でもかなりの総合力を持ち合わせているのでは!?
満足度 : 87%