Impressions
Gus G. (g/NIGHTRAGE, ex-DREAM EVIL, MYSTIC PROPHECY) 率いるギリシャの正統派パワー・メタル・バンド FIREWIND の4thアルバム。
シンガーを Chity Somapala (CIVILIZATION ONE, RED CIRCUIT, ex-AVALON, COURT JESTER, FARO, MOONLIGHT AGONY) から Apollo Papathanasio (vo/EVIL MASQUERADE, GARDENIAN, SANDALINAS, ex-TIME REQUIEM, FAITH TABOO) に、ドラマーを Stian Kristoffersen (PAGAN'S MIND) から Mark Cross (WINTERS BANE, ex-METALIUM, HELLOWEEN, NIGHTFALL) にそれぞれチェンジして勝負を挑む本作は、これまでの弱点だったメロディ/楽曲の単調さが大幅に改善された面目躍如の一枚。
楽曲こそ安定の域を脱してはいなくも(もっとハジけられるハズ!と思う)、バック陣のパワフルなプレイに Apollo の円熟叙情熱唱が乗るバランスの良さはこれまでの FIREWIND には無かったもので、全体的にレンジが広がったかのダイナミックな音像の中では Gus G. 独特のアナログなエモーショナル・プレイも俄然生き生きと泣きまくる泣きまくる。(嬉)
スウェーデン人女性シンガー Tara 嬢をフィーチュアした #5 "Breaking the Silence" のような新機軸の存在も、今後へのさらなる期待を募らせるし。・・・てゆーか Tara タソ・・・カナーリカワユス!! (http://www.tara.cc/) 今秋の Loud Park 06 公演にはに帯同するらしいので、ジクーリと萌え倒させていただきマス。
(Jul, 26, 2006)