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SHY / Brave the Storm (1985)

投稿日: 1999/03/20

ブリティッシュドラマティック哀愁HR。琴線に触れるハイトーンメロ。
私にとって「哀愁ハードポップ」の究極の姿とは、それは SHY のことを指す。
デビューアルバム"Once Bitten...Twice Shy"は輸入盤店店員の説明書きで絶賛されていたものの、その超情けない学園祭のビラの如きジャケット(しかもなぜかシンガーは白塗り!!)のせいで迷った末に「ダメモト」のつもりで購入したが、そこに収録されていたのは"Deep Water"をはじめとする、只者ではない哀愁センスを炸裂さた秀曲群で、結果的には店員の勝ち! なぜか得した気分の私も勝ちなので両成敗だ。(←意味不明)
そして、この2ndで SHY は、彼らが持つそのエレメントの全てを約1024倍クオリティアップさせ、私を完全に痺れさせてくれた。
いったい何処が SHY とその他凡百のハード・ポップ・バンドの違いなのだろうか。とにもかくにも、その楽曲に仕込まれた「フック」が質・量共に並みではない。ある種 Geoff Tate を彷彿させる、シンガー Tony Mills の超ハイトーンヴォーカルが追うメロディの印象的なフック。随所に様式美的な香りを散らし格調を主張するギターが作り出す感動的なフック。ドラマティックな味付け、しかし大仰になり過ぎず都会的な空気で包み込むキーボードの斬新なフック。そして全員のベクトルがピタリと一致したダイナミックなリズムアレンジの妙によるスリリングなフック!
次作"Excces All Area"も本作に劣らぬ名曲ぞろいで、これまた名盤だ。現在では2枚ともボーナストラック付きで再発されているので、ぜひお試しを。ホンットォに良いですよ。

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満足度 : 92
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