Impressions
PAUL GILBERT / Flying Dog (1998)
投稿日: 1998/12/20
MOM>「ねぇ、これ誰? イイじゃん。」
koh>「え? Paul Gilbert だよ。」
MOM>「ふ~ん。Paul Gilbert って、Mr.BIG の左っ側の方の、若者に一人混じってるジジィだよねぇ」
koh>「(超激汗)をいをい、それは Billy Sheehan だろ~ 刺されるぞ、お前。それにみんな見かけほど若くないのよぉ。」
MOM>「あぁ、じゃあ RACER X のほうね、わかったわかった。」
・・・と、それはそれはアットホームな会話を(^_^;)我が家に飛び交わさせる程のこの作品、予想以上に良い!
冒頭の "Get It" のイントロの暖かなギター・ハーモニーからして、その世界にグイグイ惹き込まれてしまう。 BEATLES やその影響を受けた CHEAP TRICK らのポップセンスを完全に吸収したキャッチーな楽曲は、Paul Gilbert 自身の魅力ある歌声とあいまって聴くものの耳を惹き付ける。ルーツが同じせいか ENUFF Z'NUFF に通じる、懐かしくも幸福なフィーリングだ。
テクニカル&エモーショナルな超絶ギタープレイもさりげなく散りばめてあるが、あくまで楽曲の味付け程度なのも◎。
ここまでやっちゃうと、バッハをモチーフにした "Gilbert Concerto" は嬉しくはあるもののなんか余分なような気が。。。
ちなみに家内 MOM は本作を聴いて「L⇔R みたい~笑えるぅ~」と言っております。>J-POPファンの皆様。(汗)
# ジャケもイイよね~。
満足度 : 85%