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MITHOTYN / Gatherd Around the Oaken Table (1999)

投稿日: 1999/06/20

前作である2nd "King of Distant Forest" で普遍的なメロディック・デス/ブラックに随分と接近していたので、どうなる事やらと心配していたが、3枚目にして記念すべき日本デビュー盤となる本作では、北欧の諸伝説やケルト神話からの影響を強く感じさせるファンタジックなフレーズの数々が、死地に赴く異教徒の絶望的な哀しみを彩り、聴くものすべてをバイキング達の連座する厳寒の地へと誘う程の名作である1st "In the Sign of the Ravens" の路線に立ち戻ったクサクサでシケシケでコテコテなヴァイキング・メタルを展開していて一安心。
豊潤なツインギターが織り成す泣きの民謡フレーズが全編で鳴り響き、威風堂々たる男性コーラスによる勇壮なる哀愁旋律が魂を鼓舞させ琴線を刺激する。
70年代HR的なダイナミックなリフと、サビの合唱が堪らない "In the Clash of Arms"、そして極限の哀しみを演出するアコギからドラマティックに悲哀に満ちた激情を展開する "The Guardian" は秀逸の出来。
・・・と書くと如何にもスゴそうだが、これまで同様主旋律を唄う(喚く?/笑)デス・ヴォイスが迫力不足なのが相変わらず弱いのと、音楽性を1stに戻したのはいいとして、2ndで結構良かったレコーディング・クォリティまで1stのショボさに戻ってしまったのが、非常に残念ではある。

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