Impressions
フィンランドのメロディック・メタル/ハード・ロック・バンドLEVERAGEの6thアルバム。
前2作で歌っていた二代目シンガーKimmo Blom (ex-DYECREST)が2022年に急逝。本作は、その後任として元SKILTRONのイタリア人シンガーPaolo Ribaldiniを迎え、他にもドラマーの交代、専任ヴァイオリニストの加入、セカンドギタリストの脱退などのメンバーチェンジを経た新体制にてバンドの再生を挑む一作。
バンドを牽引するリーダーTuomas Heikkinen(g)によるキャッチーさと劇的なドラマをバランス良く配合する独特のメロディセンスが遺憾無く発揮された楽曲群は、これまでの作品と同様にヘヴィ・メタルとハード・ロックの中間あたりを狙うダイナミックな魅力を噴出。本作ではそれに加えて、共にRinnie James Dio期のRAINBOW〜BLACK SABBATHにも通じる重厚な王道エッセンスが増加しているのも嬉しい。
正直、いまだに初代シンガーPekka Heino (vo/BROTHER FIRETRIBE)の渋い歌声が恋しく感じることもあるが、その未練をようやく断ち切ることができそうなポテンシャルを感じさせる力作となっている。
#7 "King Ghidorah"はもちろんゴジラのあれがテーマね。
満足度 : 82%