Impressions
TOBIAS SAMMET'S AVANTASIA / Here Be Dragons (2025)
投稿日: 2025/08/14
EDGUY(ってまだあるの?)のシンガーTobias Sammetによるメタル・オペラ・プロジェクトAVANTASIAの通算10作目。
毎作楽しみなゲストシンガー陣は、初期作から継続参加のMichael Kiske(HELLOWEEN)とBob Catley(MAGNUN)、そしてここ数作での常連Ronnie Atkins(PRETTY MAIDES)とGeoff Tate(元QUEENSRŸCHE)の4人は前作から続投。
本作ではそこに新たに、H.E.A.T.に出戻ったKenny Leckremo、前日の来日公演での衝撃的なパフォーマンスもまだ記憶に新しいSEVEN SPIRESのAdrienne Cowan、そしてTommy KarevikとRoy Khanという新旧KAMELOT組が起用されている。(Royは3rd『The Scarecrow』(2008年)にも参加経験あり)
記念すべき10作目となる本作では、それぞれのシンガーが与えられた役を演じながらアルバム全体で1つのストーリーを追ってゆくスタイルは取らず、独立した楽曲をそれぞれの個性で描いてゆくという前作と同様の比較的コンパクトな作風。キャッチーなアンセムやいかにもジャーマン・メロディック・パワーなスピードチューンをはじめとするヴァラエティフルな楽曲群は、いつまでも若々しい歌声を躍動させるTobiasを含めた各シンガーの魅力を終始ダイレクトに伝え続けてくる。
プロデューサーでもあるSascha Paethの一流ギター・プレーヤーとしての熟練の技が楽しめるのもいいね。
満足度 : 82%