初期DIOを支えたVivian Campbell (g)、Vinny Appice (ds)、Jimmy Bain (b)を中心に結成されたLAST IN LINEだが、Jimmyは惜しくも他界してしまい、この2ndでは後任にOZZY OSBOURNE等での活動で著名なPhil Soussanを迎えている。
LYNCH MOB、HURRICANEなどでも活動する実力派Andrew Freeman (vo)の“熱血アメリカン・ハード”な声質/唱法を活かしたストレートかつエネルギッシュな作風はDIOとは意を異にするスタイルだが、Vivianの熱量の高いギター・ソロ・パートになると突如としてDIOっぽさが顔を出して来るのがなんとも興味深い。完成度の高い大人のハードロック。