Impressions
SPIRITUAL BEGGARS / Mantra III (1998)
投稿日: 1998/01/01
サイケでドラッギーなグルーヴがアシッドかつダイナミックに展開する(意味不明^_^;;;)70'sの香り満載のヘヴィ・ロック。
中心人物は現 ARCH ENEMY の Michael Amott だが彼もここでは Uli Jon Roth 系の奏法は余り表に出さず、Frank Marino っぽい懐古主義のフィーリング重視のプレイに徹している。隠し味と言うには大胆に導入されているオルガン・サウンドも古典の香りを醸し出すのに一役買っている。曲によっては Michael 十八番の泣きのパートも存在するが、ARCH ENEMY ほどではないのでギター目当ての人は注意が必要だ。
ライバルとなるであろう CATHEDRAL は NWOBHM の香りを撒き散らせているが、こちら SPIRITUAL BEGGARS はもう十年古いルーツを感じさせる。これとか MONSTER MAGNET とかって、酔っぱらって聴くとメッチャ来るんです。
満足度 : 80%