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REQUIEM / Mask of Damnation (2003)

投稿日: 2003/12/20

SONATA ARCTICA への参加によって表舞台で名を上げることになった Henrik Klingenberg (key) が在籍する、フィンランドのメロディック・スピード・メタル・バンド REQUIEM の 2nd アルバム。

#2 "The Dying Ember", #4 "Divine Illusion", #5 "Ethereal Journey", #8 "The Rival's Spell", そしてボーナス・トラック #9 "The Accordance" といったキラキラと疾走する印象の楽曲が中心だが、どの曲にも施された Teemu Hannine & Arto Raisala のテクニカル・ギター・コンビによる類型である事を嫌うかのような一筋縄ではいかない独創的なプログレッシヴ・アレンジメントとシンガー Jouni Nikula の中高音域で朗々と歌い上げる独特の捻ったメロディが、この REQUIEM をただの「メロスピ」ではない「変り種」なバンドにしている。タイトル・トラック #3 "Mask of Damnation" なんかは、まんま「プログレ・メタル」といってもおかしくないもんな。

その濃厚なアレンジの複雑さ故のドタバタ感や、それに伴う各所の処理の甘さが感じさせるなんとも言えないショボさは確実に存在するんだけど、本作のどこを切っても顔を出すそのクサさ満点の旋律美は「その至らなさこそが XaMetal の醍醐味!」というワケのワカラナイ自虐的な納得の仕方をしてしまう程に魅力的。

なんか知らんけど、「悶絶」という言葉が妙に良く似合うんだよな、この REQUIEM には。
 (Dec. 29, 2003)

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