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TAMAS / Blue Syndicate (1998)

投稿日: 1998/12/20

国内盤がちゃんと出ていることもあって、ハンガリー出身のギタリスト Tamas Szekeres のプロジェクト TAMAS の名は当然知っていたが、メタル後進国のイメージやカヴァー・アルバムなどのマイナスイメージから手付かずだった。
今回意を決する引き金となったのは、今年を代表する壮大なる叙情絵巻きである AYREON"Into the Electric Castle" にて、Eric MartinRonnie James Dio が憑依したかの AMAGING な歌唱で私を骨抜きにした Edwin Balogh が97年リリースの本作 "Blue Syndicate" に参加しているからだ。
ところが、一聴するに目的の Edwin Balogh なぞどうでもよくなってしまった。(苦笑/確かに本作での彼は AYREON ほどのドラマティックな歌唱法は取ってはいないが充分に魅力的)・・・そう、Tamas Szekeres のギタープレイがここまでのモノだとは誰が想像しただろうか!!
冒頭を飾るインストナンバー "Shuffle Overture" の1コーラスを聴くだけで私のハートは彼のモノだ。心を鷲掴みにする暖かなトーン&ヴィブラート、激情のチョークや心を映すタメのピッキングの完璧なるタイミング、そしてサビでのネオクラシカルなブロークン=コード・アルペジオのフレージング&安定感・・・EXCELLENT!
ブルーズ・フィールとフュージョン・テイスト、そして叙情的ネオ=クラシカル・タッチが三位一体となった中期 Vinnie Moore を思わせるインストはもちろん、 歌モノで見せる DA VINCI あたりに通じる仄かな哀愁を振り撒く北欧メロディック・ハード的なセンスが、これまた泣かせるじゃないですか。
今回のように、ほんの些細な行き違いから身近に潜んでいる本当に自分のフィーリングにマッチするアーティスト/アルバムを未体験のままに見過ごしている可能性がある思うと、マジで夜も眠れないッ!!

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