Impressions

CHILDREN OF BODOM / Something Wild (1998)

投稿日: 1998/04/20

ロゴの書体が当サイトのロゴと同じ書体なのはさて置き(^_^;) 、久しぶりに「予約」なるものをしてまで買った甲斐のある素晴らしい内容だ。
疾走するブラストビートとデスヴォイスがブラック=メタルである事を主張しているが、各楽曲の軸となっているのは、インストゥルメンタル群の美旋律メロディが交錯するネオクラシカルな様式美HMだ。
同類である COVENANT がシンセや女声コーラスを効果的に用いてある種GOTHIC 的な浮遊感を演出していたのに対して、CHILDREN OF BODOM は 中心人物であるギタリストの Alexi Laiho (なんと18才!!!) のネオ=クラシカルに飛翔するギターを主軸とした、あくまでHM然とした音像に仕上げている。そしてその様式センスは只者ではない!
それにしても COVENANT 同様この CHILDREN OF BODOM にも MERCYFUL FATE / KING DIAMOND の影響(と言うかフレーズ拝借)が随所に見受けられるのが、非常に興味深い。
しかしここまでネオ=クラシカルなのに、なぜ、あえて「ブラック=メタル」である必然性があるのだろう・・・と思いを巡らさずにはいられないが、考えてみれば、ここ数年のフィンランドのブラック=メタルの活況に絶えず晒されて成長した現在18才になる少年にとっては、この路線が極めて自然な結果なのだろう。彼にとっては伸びやかなハイトーンボーカルこそ、違和感のあるものなのかもしれない。
今後もこの CHILDREN OF BODOMCOVENANT を旗頭に、こういった嬉しい路線のバンドの出現が充分に期待できるだろう。その中でも Alexi Laiho がかつて在籍していた THY SERPANT、そして DIMENSION ZERO のスペースでも触れた Alexi LaihoJesper Stromblad (IN FLAMES)のプロジェクト SYNERGY は飛びぬけて要チェックだ。
ちなみに本作の日本盤ボーナストラック "Children of Bodom" は、本編の曲をも上回る良い出来なので、既に輸入盤を入手済の方々も今すぐCD屋へGO!

CHILDREN OF BODOM , COVENANT , NIGHTWISH ・・・ Spinefarm Records 恐るべし!!

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