Impressions

MEMENTO MORI / Song for the Apocalypse Vol.IV (1998)

投稿日: 1998/03/20

スウェーデンきっての様式ギタリスト Mike Wead 率いる様式暗黒ドラマティックメタルバンドの4thアルバムは、巨漢 Messiah Marcolin を再びシンガーの座に据えて再起を図るものの、やはり以前とあまり代わり映えのしない捕らえどころのないダークな曲が並んだだけのものになってしまった。
CANDLEMASS ほどの暗黒面は表現できていないし、KING DIAMOND のダークなドラマティックさにも遠く及んではいない。また楽曲パターンが圧倒的に少ないために、一曲目から聴き始めてボーッとしていると、いつのまにか4曲目だったりする。1stで素晴らしい作品を体現できていただけに、この進歩の無さは残念極まりない。
この辺で Mike には MEMENTO MORI にも HEXSENHAUS にも見切りを付けて ABSTRAKT ALGEBRA を是非再開して欲しいものだ。(あ、MERCYFUL FATE に入ったんだっけ?)
でも彼の参加したものを見つけたらまた懲りずに買ってしまうんだろうなぁ。

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