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DOKKEN / Under Lock & Key (1985)

投稿日: 1999/01/20

L.A.を中心としたアメリカン・メタル・ムーブメントが一番輝いていた時期に生まれた、メロディックHRの至高の一枚。ヨーロッパ的なムードに包まれた最高傑作。泣きに徹するG・リンチが感動的。

人間性はともかく、とにかく Don Dokken の歌が好きだ。(変わってる?) もちろん George Lynch の切れ味鋭くも切ないメロディを編み込んでゆくギターも本作には絶対に欠かすことの出来ないファクターだが、私が DOKKEN にのめり込んでいった理由は Don の「声」に他ならない。

確かに、Ronnie James Dio 主催のベネフィット企画「STARS」では、共にパートを分け合った他のカリスマシンガー達との実力差を目の当たりにさせられたが、その弱々しくも力強い独特な歌声は DOKKEN の魅力の一つである「ナイーブさ」の露出において欠かせないものだ。本作の"In My Dreams""Will the Sun Rise"、そして前作"Tooth and Nail"収録の名バラード"Alone Again"での、その胸を掻き毟られるが如くのあまりにセンチメンタルな哀感は Don の歌声以外には表現することは出来ないだろう。

しっかりと歌詞に綴られた感情を伝達しようとするエモーショナルなヴェロシティ・コントロールの妙と、自ら「DOKKEN は Heavy Metal Bandだ!」と公言する信念がその喉から叫ばせるスクリームのアンバランスさが Don のすべてだ。

後のバンドとしての DON DOKKEN ではウルトラ強力なバックメンバー(John Norum と共に Mickey Dee様がいらっしゃるっ!!)に支えられ、更なるメタルとセンチメンタルHRのアンバランスさで私を魅了したが、残念なことに再結成後の DOKKEN は・・・

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